by WebSurfer
22. August 2023 14:47
スマホのバッテリーを自分で交換しました。対象機種は先の記事に書いた Sony 製の Xperia X Performance SO-04H です。
バッテリー劣化のためか、朝フル充電しても夜までバッテリーが持たないという状況になっていました。2016 年 10 月に買ってすでに 7 年近く使ってきたものなのでスマホごと買い替えてもいいかなと思ったのですが、その前にバッテリーを交換して様子を見てから考えることにしました。
バッテリーを交換を業者に依頼すると 1 万円ほどかかるそうです。それならスマホごと買い替えた方が良さそうですが、バッテリー交換作業をネットで調べてみるとそれほど難しくはなさそうだったので、自分でバッテリーを買ってやってみることにしました。
買った交換用バッテリーは純正品ではなく社外品の「MIZUKI docomo SO-04H, au SOV33 互換バッテリー」という製品です (製造元、型番、容量等は純正品と同じ)。Amazon で消費税・送料込み 2,300 円でした。下の画像がその製品の中身で、バッテリー本体の他交換に必要なドライバーなどの工具や両面テープが付属しています (工具類が付属しているのを知って自分でやる気になりました)。
交換作業の解説はネットの記事や Youtube などに出ていたのでそれらを参考にして行いました。
バッテリーが膨らんでスマホの裏蓋が少し浮き上がっていたので、裏蓋を外すのは簡単でした。上の画像の左下の吸盤を裏蓋に張り付けて引っ張り上げながら、ギターのピックのような三角の工具を蓋と本体の間に差し込んで剥がすようにすれば外れました。
次に、マザーボードの上の黒いプラスチックのカバーを外します。これを外さないとバッテリーをマザーボードに接続している端子が外せません。カバーはネジ 5 箇所で固定されていますので付属のドライバーでネジを緩めて外します。
ネットの記事には、そのあとマザーボードを外すように書いてあるものがありましたが、自分がやった限りではそれは必要なかったです。
その後バッテリーを本体から外すのですが、これが一番大変でした。バッテリーは強力な両面テープで本体に貼り付けられているので、なかなか剥がれてくれません。時間をかけて徐々に持ち上げるようにすれば外れると思います。
あとは付属の両面テープ(上の画像のピンク色のもの)で交換バッテリーを本体に貼り付け、端子をマザーボードに接続し、外した黒いプラスチックカバーと裏蓋を元に戻してやれば完了です。
元のバッテリーには製造日期 16W29 と印されていたので 2016 年 29 週に製造されたものだと思われます。交換したバッテリーの製造日期は 22W51 となっていました。ということで、7 年近く使ってきたバッテリーが 2022 年 51 週に製造された新品になりました。
交換作業完了後、フル充電して様子を見てみました。劇的に良くなることを期待していたのですが、ほとんど変わらなかったです。(涙)
既存のバッテリーがほぼ寿命だったのは確かなので、それもバッテリーがすぐなくなってしまうという原因の一つだったかもしれませんが、主な原因は他にあったようです。
何がバッテリー消耗の主な原因だったか、それに対してどのような対応を取ったかについては別の記事に書く予定です。